【micro:bit v2】 デジタル温度湿度センサー (DHT11)①

LESSON 41

   デジタル温度湿度センサーを活用した日常生活の例

 マイクロビットの温度センサーは、日常生活にも活用できます。例えば、朝の外気温を知りたい時や、部屋の温度をチェックしたい時に便利です。また、アウトドア活動中に気温の変化を確認するためにも役立ちます。様々な場面で温度センサーの情報を活用し、快適な生活を送りましょう。でも、マイクロビットでは温度しか測定出来ませんが、デジタル温度湿度センサーは温度と湿度の二つを測定出来ます。今回はこのデジタル温度湿度センサー (DHT11)の使い方を説明します。このDHTの詳しい説明はDHT11の説明にあります。

        

構成部品

micro:bit
USBケーブル​
デジタル温度湿度センサー
ジャンパー線

配線図  
  
       
P0  ⇒   OUT 
  3V  ⇒ 
  GND ⇒   
  

  

デジタル温度湿度センサー

Query                             DHT11
Data                P0
Pin pull up                      真
Serial output                  真
Wait 2sec after query  真

 

解説
・デジタル温度湿度センサーを使うには拡張機能よりデジタル温度湿度センサーを使用出来るブロックを呼び出す必要があります。
  ① IR と入力しクリック
  
  ② DHT11_DHT22 をクリック
  
  ③ DHT11/DHT22  をクリック
    デジタル温度湿度センサーが使用できるブロックが現れます。

デジタル温度湿度センサーブロックの説明
  Query                             DHT11 or DHT22   の選択    
  Data                出力ポートの選択  
  Pin pull up                      真
  Serial output                  既定の形式でのシリアル出力 の 真/偽
  Wait 2sec after query  測定・演算処理に時間を2秒待つか 真/偽
     
    偽の場合
      DHT11 の場合は少なくとも 1 秒
      DHT22 の場合は 2 秒以上
    は処理の時間が必要です。
  
結果
  Serial output   を  真 にするとこの形式でシリアル出力します。
  

    マイクロビット と デジタル温度湿度センサー の測定値の差
    

  出力結果
  既存の形式
  シリアル通信 T22.03 DHT11 の温度 結果
  シリアル通信 26   マイクロビット内臓温度計 の温度 結果

  

   
まとめ
 

○ マイクロビット と デジタル温度湿度センサー では4度の差になりましたが、各センサーにはセンサー個々に特性があり製品に多少の精度のバラつきが生じるため精度が必要な場所では補正が必要な場合があります。
        
〇 micro:bit を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。  

     

 

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