【Arduino】 水感知センサー

LESSON 042  043

  水感知センサーで水位を知る

○ 今回は水感知センサーについてを説明します。
       
○ 離れたプラスとマイナスの電極に電気を流すことが出来ます。
   ・気体つまり空気中で雷やエンジンのプラグの様に電気は流れます。
   ・液体・固体は電気伝導度が高いと電気が流れます。
    液体は
     電気を通す水は海水や塩水、塩酸水溶液、水酸化ナトリウム水溶液など
     電気を通さない水は純水や超純水、砂糖水、アルコールなど
       電気伝導率 水道水  10~30mS/m
          純水   0.05~30mS/m
 
○ 水感知センサーは2種類あります。
  水分がセンサーを濡らす原理は同じですが、 
   ・水位検出モジュール
     水位を測定します。  
      

 
   ・土壌湿度計湿度検出水モジュール
                土壌の水分を検出するのに使用できる単純な水センサー
                高品質の土壌センサーを使用して土壌水分を検出
                表面はニッケルメッキで土壌との接触を防ぎ、耐用年数を延ばします
                検出領域が広く、導電性が向上              


       コンパレータ
                  LM393チップを使用
                  ポテンショメータで対応する閾値に調整
                   

LESSON 042
  水位検出モジュールを使う。

構成部品  
       マイコンボード  Arduino
       USBケーブル
       水位検出モジュール
       ジャンパーケーブル
       ブレッドボード
       リモコン
配線図
   

GPIO  A0   ⇒   S
5V      ⇒   V
GND     ⇒   G

 
スケッチ《 test034 》
const int x = A0;
int val=0;
void setup()
{
Serial.begin(9600);
}
void loop()
{
  val = analogRead(x);
  Serial.print("sensor = ");  
  Serial.println(val);
  delay(100);
}

結果      

 測定位置は目測です。
 水位により値は変動します。


 

LESSON 043

  土壌湿度計湿度検出水モジュールを使う。

構成部品  
       マイコンボード  Arduino
       USBケーブル
       水位検出モジュール
       ジャンパーケーブル
       ブレッドボード
       リモコン
配線図
   

5V      ⇒   VCC
GND     ⇒   GND
GPIO 2     ⇒   DO
GPIO  A0   ⇒   AO

  

   

 
《 test035 》
const int sensoranalog = A0; 
const int sensordigital = 3;
int valana;
int valdig;
void setup() {
  pinMode(sensoranalog,INPUT);
  pinMode(sensordigital,INPUT);
  Serial.begin(9600);
  }
void loop() {
 valana = analogRead(sensoranalog);
 valdig = digitalRead(sensordigital);
  Serial.print("Digital Output: ");
  Serial.print(valdig);
  Serial.print("   Analog Output: ");
  Serial.println(valana);
  delay(1000); 
}

結果

 測定位置は目測です。
 水位により値は変動します。
 デジタルデータはしきい値でON・OFFが決まります。
   

 

まとめ

○ 二つの水感知センサーはアナログ値だと水位センサーでも活用できますが、用途で活用すれば
   水位検出モジュールは         水位
   
土壌湿度計湿度検出水モジュールは   草花の水の状態用
   
      
○ Arduino を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。

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