【Python】 関数

関数 と サブルーチン
プログラム言語は関数を使ってプログラムを組み立てます。例えば、print 、input、lenなどでこれを「組み込み関数」と言います。ここで言う関数は「ユーザー定義関数」を指します。
  
ユーザー定義関数とは、プログラム中で毎回何度でも処理を行う場合、処理を一つの塊をユーザー定義関数といいこれを定義することで、この関数を呼び出すだけ同じ処理を実行することができます。
  
プログラム言語で言い方に違いがありますが、pythonの場合 関数 と サブルーチンの違いはとは、戻り値があるか、ないかの違いです。 
  
関数 と サブルーチン は ユーザー定義関数の事をいいます。
 


C言語のように プロトタイプ宣言はできません。関数はメインプログラムの上の関数は使えても下の関数はエラーとなり実行できません。
  


関数を利用するには、2つの手順 があります。
関数の定義 

関数を定義
  
 ​def 関数名 (引数1、引数2,・・)​
   処理
   return  戻り値 

 

 
関数とは、与えられた値を指示どおりに処理し、結果を返します。
 

  • 戻り値がなく 引数がない時     return は省略可
     
    def kan1():
             printf(“Hello World”)
  • 戻り値がなく 引数がある時
       
      def kan2 (a):
      printf(“引数の値は%d\n”,a) 

     

  • 戻り値 引数がある時

          
    def
    kan3  (a ,b) :   a、bが引数の値を受け取る
       x=a+b
       return x;
      

関数の呼び出し方法

関数を呼び出す時、必要に応じて引数を関数に渡し関数が処理し戻る値があれば値を返します。

      • 引数、戻り値がない時
        関数名();

        kan();

         

        《 test031.py 》  

        def kan1():
          print('Hello World')
        kan1()
         
                  結果

      • 引数があり、戻り値がない時
        関数名(引数);

        kan2(3);

         

        《 test032.py  》

        def kan2(a):
          print("引数の値は%d" %(a))
        a=3
        kan2(a)
          
                          結果
         

         

      • 戻り値 引数がある時
        戻り値=関数名(引数,引数);
        z=kan3(3,5);
        ※ 引数を関数に渡し関数が処理し戻る値があれば値を戻り値 x に返します。

         

        《test033.py  》

        def kan3(a,b):
        x=a+b
        return x
        a=3
        b=5
        x=kan3(a,b)
        print("戻り値は %d" %(x))
                         結果
          

         

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