コンピュータを知ろう 選択構造 繰り返し構造

選択構造(分岐構造) & 繰り返し構造(反復構造) 
〇 選択構造(分岐構造)

条件により処理が分かれる構造

変数の値や数値、条件を比較して条件式を作り,その結果によって処理を変えることが出来ます。
       この選択構造には
         if 文
    switch 文  があります。

  

〇 繰り返し構造(反復構造)

判定条件が満たされている間、一連の処理を行う構造

    決められた回数分同じ処理を行う。または、条件が満たされるまで同じ処理を行う構造を繰り返し構造または、反復構造といいます。
       この繰り返し構造には
           for文
           while文    があります。
if 文
① if 文

  • 英語でifは「もしも ~ だったら」と訳します。
  • if文は条件によって処理を振り分けます。
  • 条件は比較演算子や論理演算子を用いて条件式を指定します。

 

if (条件式)

処理  true

② if文 (if~else )
  • 条件の真と偽により処理が二つに分岐します。

 

if (条件式)

処理1     true

else

処理2     false     

 ③ if文(if~else if ~else)
  • 複数の条件に応じた処理を行えます。

if (条件式1)

処理1      true

else if (条件式2)

処理2     true

else if (条件式3)

処理3         true

else

処理4       false

    

④ if文 (応用)
  • 処理中にさらに制御文を含めることが可能
  • この様な入れ子ネストと言います。
if (条件式1)
{
if (条件式2)
処理1   true
else
処理2     false
}
else
処理3
switch 文
  • 複数のcaseという選択肢の中から式の値に合うものを選び、その処理を実行します。
switch(式)
{
case 値1
処理1
break;
case 値2
処理2
break;
case 値3
処理3
break;
default
処理4
}
繰り返し構造のフローチャート
  • 繰り返し構造のフローチャートの書き方は ① でも ② でも構いません。

   

for文
    • 決められた回数だけ繰り返し処理を行う

for(初期値;繰り返し条件;増加分)


処理

  • for文  2重ループ
     for文を2つ使、繰り返しの中に繰り返しを入れことを2重ループといいます。
 
for (初期値;繰り返し条件;増加分)
{
for(初期値;繰り返し条件;増加分)

処理

}    

while文
  • 条件を満たしている間だけ繰り返し処理を行う​構造をwhile文といいます
     while文には2種類あり、
    ・while
    ・do ~ while
    があります。
while do ~ while
一度はブロック内の処理を行い。条件が偽であればループから抜けられる。
最初の条件が偽であれば、一度もブロック内の処理は行われない。

while(条件式);
{​

処理;​
}​

do

{

処理;

}

while(条件式);
break文 と continue文
  • for文やwhile文などの繰り返し処理で繰り返しを途中で中断する制御文
break continue
一番近いブロックの終わりに移動​ 次の回の最初に移動​
for(初期値;繰り返し条件;増加分)


処理
if (条件式)
break

for(初期値;繰り返し条件;増加分)


処理
if (条件式)
continue
まとめ
アルゴリズムの三大処理の二つを説明しました。言語によっては使えない処理もあります。
   
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